サイ・ヤング賞の可能性が論じられるようになっている大谷(C)Getty Images
大谷翔平の異次元投球が続いている。
現地時間4月22日に行われたジャイアンツ戦では、「1番・投手兼指名打者」で先発登板すると、6回(91球)を投げ、被安打5、無失点、7奪三振と好投。開幕4登板(24イニング)を消化した段階のスモールサンプルに過ぎないものの、防御率はリーグトップの0.38。WHIPもリーグ2位となる0.75と、図抜けた支配力を発揮している。
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大谷が投手として異彩を放つと同時に、沸々と湧き上がっているのが、「二刀流スターはサイ・ヤング賞を獲れるのか否か」という議論だ。
幾度となく不可能を可能にしてきた男ならできない話ではないだろう。ただ、受賞するためには、「最低基準」とされる180~200イニングの消化など、様々な要素を証明する必要がある。二刀流という“普通の投手”とは異なる負担が足枷となる可能性は小さくない。
ただ、ここまでの圧倒的な内容を受け、米メディアでは「受賞してもおかしくはない」という見方が強まっているのも事実だ。米ポッドキャスト番組『Baseball Today』に出演した元MLB戦士であるトレバー・プルーフ氏は「正直に言って、彼のやっていることは普通にヤバいことだ」と強調。「打者としての彼について目を向けすぎると、忘れそうになるけど、マウンドにいる彼は本当に特別だと思う」とし、“投手版MVP”と評される大賞を手にできるか否かに切り込んだ。