マウンドで躍動感あふれる投球を見せた大谷(C)Getty Images
もう完全に手が付けられないフェーズに入った。
現地時間6月3日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に、ドジャースの大谷翔平は「1番・指名打者兼投手」として先発登板。投げては6回(89球)、被安打2、6奪三振、与四球1、無失点と好投。打っても4打数3安打(2四球)を放ち、攻守で存在感を示した。
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エースでありながら、攻撃をけん引するリードオフマンとしても機能する――。今の大谷を止める術はないのかもしれない。特に圧巻だったのは、「投手」としての彼だった。
現地時間5月27日のロッキーズ戦でも6回(99球)、被安打0、7奪三振、与四球4、1失点と好投していた背番号17は、この日も序盤からダイヤモンドバックス打線を寄せ付けず。最速100.4マイル(約161.5キロ)の4シームとスイーパーで翻弄して4回2死まで無安打ピッチングを続けた。
5回に球数がかさんだ影響もあって6回を投げ終えて降板した大谷だが、今回の登板で防御率0.74にまでダウン。さらにWHIP0.79、被OPS.435となった。その一方で「打者」として打率.301、出塁率.420、OPS.941とリーグ屈指のスタッツを叩き出し、まさに手が付けられない存在となっている。
一時は打撃不振が深刻さを極め、体力の観点などから「二刀流」の継続を疑問視する意見も沸いた。しかし、たった数週間で、ここまで変貌してしまうのだから、やはり大谷というタレントは恐ろしい。