韓国19歳の価値観を変えた日本代表の“涙” 日韓決戦で目の当たりにした社会人戦士たちの本気「野球に対して、本当に情熱的で、真剣だった」【アジア大会】
決勝に敗れ、悔しさを露わにした日本の面々(C)Getty Images
日本との手に汗握る攻防は、ライバル国の俊英にとって大きな経験となった。
去る9月27日に愛知・名古屋アジア大会の野球の決勝で、韓国代表は日本代表に3-1で勝利。5大会連続の金メダル獲得を果たしていた。この3日前に行われた“日韓戦”で0-5と敗れていた韓国ナインにとって雪辱を果たす一戦ともなった。
結果的に韓国は5連覇を決めた。ただ、日頃は社業に専念する傍らで活動を続ける社会人代表中心だった日本に対する敬意は、KBO(韓国プロ野球)リーグでプレーする精鋭たちを揃えた韓国球界で広まっている。
「日本の選手たちを見て野球に対する姿勢が変わった」
帰国後、日刊紙『スポーツ朝鮮』で、そう語ったのは、韓国代表の一員だったパク・ジェヒョンだ。昨年に高卒ながらドラフト入りしたばかりの19歳は、決勝戦後の日本の選手たちたちの様子に心を揺さぶられていた。
「決勝の後、僕は日本の選手たち一人ひとりと挨拶をしていたが、みんなが号泣していたし、負けたことへの悔しさを本気で露わにしていた」
1 2













