ドジャースは大谷翔平を「外したかった」 満身創痍で苦悩したPSの舞台裏を敏腕GMが激白「オオタニが説得させて外させなかった。自分で全てを覆した」
満足のいく活躍が出来ずに苦しんだ今ポストシーズンの大谷。その舞台裏では球団幹部たちとの話し合いがもたられていた(C)Getty Images
稀代の天才は、もがきながら激動の1年を終えた。ドジャース移籍3年目を迎えた大谷翔平だ。
右肘側副靭帯に施した手術からの完全復活を誓い、投打二刀流での「シーズン完走」も目標に掲げた今季の大谷は3年ぶりに開幕から先発ローテ入り。春先から順調に投げ進め、一時は「MVP級」と評される規格外の働きを見せていた。
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しかし、6月末に左膝の炎症によって投手の継続を断念。これをキッカケに身体は悲鳴を上げ始め、夏場以降は打撃成績も低迷。上腕二頭筋の炎症、首の違和感が発覚した9月には3年ぶりに負傷者リスト入り。レギュラーシーズンの終盤に戦線復帰を果たしたものの、「打者専任」となったポストシーズンでは、打率.192、1本塁打、OPS.631と貢献ができず。移籍以来、固定されてきた1番打者から外されるなど、かつてないほどに苦しんだ。
誰の目にも明らかなほど満身創痍の状態だった。ゆえに一部では出場を継続し続けた大谷、そしてドジャースに対してシビアな見方もされている。とりわけポストシーズンでは先発、あるいはロースターからも外すべきだったのではないかという議論も起きている。
かつてレッズなどでGMも務め、いわばチーム編成のプロフェッショナルと呼べるジム・ボウデン氏は、米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』において「個人的には彼を外すべきではないかと意見した。試合、そして打撃練習を見て『これは外すべきだ』と感じた」と分析。レギュラーシーズンの終盤にメジャー昇格を勝ち取っていた球団のトッププロスペクトであるホスエ・デパウラとの比較を展開し、「あの時の状況に限って言えば、彼(デパウラ)の方が信頼できると思ったし、オオタニよりも強い打球を打てる可能性が高かった」と断言した。












