「オオタニはゴールラインに進んでいる」大谷翔平のFA去就に米識者が見解 間もなく「天文学的ギャランティ」で決着へ
大谷がどの球団を新天地に選ぶにせよ、かつてない大型契約になるのは間違いないだろう(C)Getty Images
12月を迎え、いよいよメジャーリーグのオフシーズンが大きな動きをみせるようだ。
現地時間12月1日(日本時間2日)、スポーツ専門局『ESPN』では、「ウィンターミーティングプレビュー」と銘打ったトピックを配信。同サイトのジェフ・パッサン氏による、ここからのオフシーズン動向の予想が綴っている。
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毎年12月上旬に開催されるウィンターミーティングは、MLBの30球団の監督やGMなどが一堂に会し、来季以降のリーグ運営などについて話し合いが行われる他、各選手の移籍、トレードの直接交渉の場ともなる、オフシーズンの主要イベント。今年は今月4日からスタートするウィンターミーティングを前に、パッサン氏は「3つの取引がこの冬の方向性を決める」と主張。
挙げられている「取引」の対象となる選手とは、オリックスからポスティングでMLB移籍をめざしている山本由伸、パドレスからトレード移籍が噂されているフアン・ソト、そしてエンゼルスからFAとなった大谷翔平だ。
その中でも、やはり焦点となるのが「二刀流スター」の去就だ。米国内ではウィンターミーティングが近づくにつれ、大谷のFA動向が決着を迎えるとも囁かれる中、当の本人は沈黙を続けている。
それでも、パッサン氏によると「オオタニはゴールラインに向かって勢いよく進んでいる」と見通しており、「ショウヘイ・オオタニの争奪戦は、天文学的かつ記録的なギャランティでまもなく決着するだろう」と指摘。さらに、他の関係者の言葉も交えながら、今オフに結ばれる大谷の契約内容を次のように述べている。
「最終的に契約に合意すれば、その額は5億ドルをはるかに超えるだろう、と情報筋は語っている。ある情報筋は、大谷は少なくとも5億5000万ドルで契約を結ぶだろうと語った。別の関係者は、入札額は6億ドルに達する可能性があると語った」