尽きない“比較論”が再勃発! NY放送局実況が大谷翔平のMLB1位に不満「彼はDH。どうしてジャッジより優れているんだ?」

大谷とジャッジ。球界の顔と言われるスターだからこそ両雄の比較論は尽きない。(C)Getty Images
何かと球界をにぎわせてきた比較論がふたたび勃発している。
事の発端となったのは、去る2月13日にMLB公式サイトが公表した「トップ100プレーヤーズ」の内容だ。昨シーズンのパフォーマンスを加味して期待値込みでランク付けされるシーズン前の恒例企画だが、今年はドジャースの大谷翔平が1位に君臨。昨年の覇者であるヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが2位にダウンした。
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ともにリーグMVPであり、甲乙つけがたいパフォーマンスを披露したのは間違いない。そうした中で大谷の1位に異論を唱えたのは、ヤンキースの地元局『YES Network』で実況を務めるマイケル・ケイ氏だ。自身がホストを務める米スポーツ専門局『ESPN』のポッドキャスト番組内で「いったい何をどうすれば、オオタニがジャッジよりも優れていると言うんだ」と強調した。
無論、ヤンキース戦の試合中継を行う地元局の実況であるがゆえの“贔屓”はある。しかし、ケイ氏はあらゆるスタッツを列挙しながら32歳の怪物の優位性を強調。大谷がジャッジを凌駕した打席数と得点数について「オオタニはリードオフ。ジャッジは3番だ。だからより優れているという理由にはならない」と断じた。
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