春の侍ジャパンメンバーを考える【投手編】 リリーバー中心の選出か

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 リリーフは8人。WBC組からは山﨑、アジアCS組は横山と根本を入れた。山﨑は速球と縦の変化球、横山はサイド右腕、根本は左の本格派とそれぞれ個性が異なる。特に山﨑は本拠地・京セラドーム大阪での開催ということもあり、クローザー役を任せても良いのではないか。

 島内、松山、渡辺は初選出の見込み。島内は快速球が武器で、昨季は42ホールドを記録。セ・リーグ最優秀中継ぎ投手に輝き、堂々の選出だ。松山は育成入団から支配下を勝ち取り、交流戦から頭角を現した剛腕。同じように育成から1年後の代表になった宇田川優希(オリックス)を彷彿とさせる。渡辺は昨季は1年目から25ホールドを挙げ、珍しいパームボールの使い手というのもポイントが高い。

 そして、注目を集めそうなのが2人の大学生。ともに4年生でドラフトの目玉に挙げられている。金丸は関西学生リーグのドクターK。昨秋のリーグ戦では51イニングを投げ、74奪三振。防御率0.35の無双ぶりだった。他方、中村は最速157キロを誇る右腕。中央球界では知名度に劣るものの、昨冬の大学代表合宿を視察した井端監督が高く評価している。

 今回のシリーズは11月のプレミア12、そして2026年のWBCを見据えたものである。若いメンバーが揃う見込みだが、彼らの躍動に期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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