楽天・田中の復帰戦は黒星スタート 過去に凱旋登板を果たした元メジャーリーガーたちの復帰初戦の結果は?

タグ: , , , 2021/4/19

 注目の復帰戦は黒星スタートとなり、9年越しの連勝記録は途絶えた。ヤンキースから楽天に復帰した田中将大投手が17日の日本ハム戦で今季初登板。5回を投げて2本塁打を許し、3失点で降板した。チームはそのまま敗れ、2012年8月26日の日本ハム戦から続いていた日本球界での連勝記録は「28」で止まった。

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 本来ならば開幕2戦目の3月27日の日本ハム戦に先発が予定されていた。ところが、直前に右ふくらはぎを痛めて登板回避。3週間遅れでこの日のお披露目となったのだが、その途中2軍戦などでの調整登板は一切挟まなかった。日本ハム戦での登板は球数制限が設けられ、80球がメドになっていたという。実際に5回を投げ抜いた時点で75球とメドが迫り、切りの良いタイミングということで降板が決まった。

 いきなり全開、とはならなかった復帰初登板。150キロ台の直球を何球もマークし、途中からは組み立ての中心としたスライダーは抜群の切れ味があった。片りんはのぞかせたものの、持っているパフォーマンス通りの投球かといえば、決してそうではなかっただろう。

 これまでメジャーリーグで活躍し、国内復帰を果たした選手は数多い。その中で、先発投手に限ると田中で7人目となる。では過去に凱旋登板を果たした元メジャーリーガーたちの復帰初戦の内容はどのようなものだったのか。





 最初に元メジャーの触れ込みで国内復帰したのは阪神・伊良部秀輝だった。2003年3月29日、開幕カードの横浜戦に先発。7回途中3失点で見事勝利投手となった。

 次は2010年5月2日、横浜に復帰した大家友和がヤクルト戦に先発した。こちらも7回途中まで投げ1失点。伊良部に続き勝利投手となっている。

 その2年後、2012年3月31日には川上憲伸が中日に復帰し、広島戦に先発。6回無失点という抜群の内容で白星を挙げた。

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