秋のプロ野球界の「野戦病院化」が避けられない理由

タグ: , 2020/7/27

 「3年以上プロ野球の世界でメシを食っている選手ならば、1年のリズムが肉体に刻まれています。1月には自主トレ、2月にはキャンプ、3月にはオープン戦の後に開幕して、7月にはオールスター休み。猛暑の8月を乗り切り、9月の激闘を経て、10月のポストシーズンで燃え尽きる…というものです」

 「コロナのせいで今年は6月に開幕となり、球宴休みはもちろんない。過密日程の中で120試合を争う異例のシーズンになりました。CSはセがなく、パは11月14日から行われ、日本シリーズは11月21日からと、通常の1か月遅れになる。こうなると、頭では分かっていても、晩秋になると肉体が『もうオフじゃないの?』『そんなに動けないよ』と反応してしまう危険性がある。秋の深まりとともに、負傷者も続出する可能性が高いんです」

 そして、新型コロナの感染拡大を防がなくてはならないとの強い意識も、選手にはストレスになって襲いかかってくると、別の関係者は言います。

 「プロ野球選手は確かに高額所得者ですが、1球の行方で毀誉褒貶に晒される厳しい商売でもある。試合後は六本木や西麻布でパーッとやりたいのがホンネでしょう。しかし、万が一、『夜の街』でコロナに罹ってしまったら、チーム内の信頼を一気に失ってしまう。今の若い選手たちはみんな、宿舎でスマホのゲームに熱中するなど、真面目に過ごしていますよ」

 スポーツの世界では「無事之名馬」という言葉がありますが、頑健であることこそ一流の証明。タフなシーズン、完走できる男は誰なのか、しっかりと見届けたいものです。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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