打球頭部直撃からマウンド復帰の田中将大 過去に打球直撃から復活を果たした日本人メジャーリーガーとは

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 2人目は当時ドジャースに在籍していた黒田博樹。メジャー2年目2009年の8月15日、ダイヤモンドバックス戦で頭部直撃の打球を受けた。

 黒田は9月6日のパドレス戦で復帰。チームの地区優勝に貢献した。ただ首痛のため、地区シリーズでは登録を外れている。ナ・リーグ優勝決定シリーズでは第3戦に先発したが、敗戦投手となりチームも敗退。チームが世界一を目指した戦いの途中にあり、多少無理をしてでもマウンドへ戻ってきた様子がうかがえる。

 その後はヤンキース、そして広島で日米通算200勝を達成するなど、レジェンドの呼び声高い活躍は周知の通り。その一方で、打球直撃による後遺症とは晩年まで戦い続けていたという。2015年のドキュメント番組では、首の特殊な治療を受けながら、今も施術が欠かせないと伝えている。

 患部が他のどの部位よりもデリケートであり、体全体のあらゆる箇所への影響が心配される。2人の先輩も同じアクシデントを乗り越えてマウンドへ返り咲き、輝きを取り戻してきたが、田中にもより一層慎重な姿勢で、無理のない復帰への着実なステップを踏んでもらいたい。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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