脅威の800億円超え報道も 世間を賑わせる大谷翔平の規格外の価値を米記者が語る「野球だけで語れる範疇を超えている」
連日のようにあらゆる情報が飛び交っている。オフシーズンも球界の話題を独占する大谷の価値はもはや計り知れない。(C)Getty Images
興味深い報道が世間を駆け巡った。
今オフにエンゼルスからフリーエージェント（FA）となっている大谷翔平について、米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、「超大型契約の行方はゴールに向かって進んでいる」と報道。熾烈を極める争奪戦の現状を伝えたのだ。
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米球界でも指折りの事情通として知られるパッサン記者は、世間を賑わせる大谷の去就について「ショウヘイ・オオタニを巡る争奪戦は天文学的かつ記録破りの契約とともにまもなく終了する可能性がある。契約額は5億ドル（約745億円）をはるかに超える額に跳ね上がるだろうと関係者は語った」と指摘。そして、「ある関係者は『オオタニは少なくとも5億5000万ドル（約819億5000万円）の契約を受け取るだろうと信じている』と言い、別の関係者は『6億ドルに達する可能性がある』とした」と関係者たちの見解を列挙した。
当初、大谷の移籍交渉については故障による影響の懸念があった。今年9月に右肘の手術を行って、来季は打者に専念するため、契約総額が大幅に減るとも伝えられた。しかし、パッサン記者は「右肘の怪我の影響が、オオタニの価値に水を差すのではないかという懸念は明らかに根拠のないものであることが証明された」と断じている。
大谷のFA動向は、ネズ・バレロ代理人の厳しいかん口令により、明確な情報は多くない。そうしたなかで数々のスクープで報道に定評のあるパッサン記者から提供されたニュースに、現地メディアや識者も反応している。
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