大谷翔平の移籍先に“有力視”されてきたメッツに暗雲 現地メディアが「オオタニがメッツを選ぶ可能性は低い」と指摘する理由
プレーオフ進出を望む大谷が移籍先に求めるのは”勝利”だろう(C)Getty Images
現地６月１３日（日本時間１４日）、エンゼルスの大谷翔平は敵地で行われたレンジャーズ戦に「２番・ＤＨ」で先発出場し、２打数２安打３四球を記録。この日は３試合連続のマルチ安打を含む自己最多タイの１試合５出塁と、今季１０個目の盗塁を見せる活躍でチームの勝利に貢献した。
今季も二刀流として驚異的な活躍を見せている大谷。二刀流スターは今季終了後にフリーエージェント（ＦＡ）となるが、多くの球団が獲得に動くと見られており、大谷の動向に早くも注目が集まっている。
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現地では様々な予想が出ているが、米メディアは移籍先としてメッツを有力視する声が多い。その理由としては、メッツＧＭのビリー・エプラー氏は大谷がメジャー移籍をした際にエンゼルスに在籍しており、二刀流のことを誰よりも理解しているという点。また、スティーブ・コーエン氏がオーナーを務めるメッツは豊富な資金力を誇っている点も理由の１つとして挙げられている。
他にも移籍先候補として有力視されているドジャースやパドレスなどとともに名前が挙がることが多いメッツ。しかし、メッツの専門メディア『Ｒｉｓｉｎｇ Ａｐｐｌｅ』は、大谷がメッツに移籍する可能性は低いと見ている。
同メディアは大谷が移籍先に求める条件として「金銭」「場所」「快適さ」「勝つこと」の４つを挙げ、それぞれについての見解を示した。金銭面については、「オオタニは必ずしも最も高い金額を提示するチームを選ぶとは限らないが、彼が要求する金額は会話が始まる前に２／３のチームを排除してしまうだろう」と分析した。
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