年俸高騰で生じる“ジレンマ” 米識者が大谷翔平とエ軍の契約延長に異論！「いないほうがチームは良くなる」
「いずれにせよ、長い目で見たときには、彼がいない方がチームは良くなると思う」
この意見にユーザーから賛否両論が相次ぐと、ティムズ氏は「正しい答えを見つけるのは簡単じゃない」と返答。そのうえで「彼をトレードに出せば、プレーオフは絶望的になるが、再建は楽しいものになる。契約延長となれば、1人に年5000万ドル以上というのは正当化しにくい」と論じた。
MLBの定める2024年の戦力均衡税課税ラインは2億3700万ドル。総年俸をこれよりも下に抑えなければならないという事情を加味しても、現時点でエンゼルスが大谷と今オフに再契約を締結する可能性はゼロに近い。となれば、ティムズ氏の言うとおりにトレードで動く方が得策とも思える。一方で地元ファンからの人気の高さと国際的な知名度から契約延長が球団のブランド力に影響をもたらす可能性も大いにある。
仮に残れば、目先の利益は掴めるかもしれないが、チーム編成の負担になりえる――。この“究極のジレンマ”も大谷が唯一無二の存在といえる理由の一つなのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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