大谷翔平がトレードされない理由。米識者が二刀流の“図抜けた価値”を激賞「ここまで優れた選手を我々は見たことがない」
はたして、規格外の契約は実現するのか。大谷の動向への興味が尽きないなか、メジャーの酸いも甘いも熟知する識者たちも興味津々な様子だ。現地５月17日、MLBの公式ネットワーク番組『MLB Central』では「オオタニの価値はいくら？」をテーマに、敏腕記者と元メジャーリーガーたちが討論を展開した。
まず、「僕はハーパー＋コールぐらいになると思う。30＋30（年間3000万ドル＋3000万ドル）の年俸6000万ドル以上（約82億円）はくだらない。そのぐらいの数字になる」と持論を口にしたのは、トム・ベルドゥッチ氏だ。米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』でシニアライターを務める彼は、そう説く論拠も語っている。
「オオタニのように投打においてここまで優れている選手を、我々は見たことがない。それほどまでに両方とも高レベルでやっているんだ。本当にアメージングだ。彼は球団のブランド力も高められるからトレードされないんだ。オオタニは歴史的なことを毎晩でもやってのけるからね」
大谷の価値に改めて脱帽したベルドゥッチ氏。同番組に出演したWBC米代表監督のマーク・デローサ氏もこれに同調し、「私は彼の能力には圧倒されっぱなしさ。オオタニを獲得するチームは……。少なくとも自分がオーナーならグローバルマーケティングの観点において、全力を尽くすね」と獲得に向けて大枚を叩くべきだと強調した。
日々価値が高まり続けている大谷。歴史的な活躍を続ける男はいかなる契約を手にするだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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