”短期決戦”に臨む阪神打線のカギを大物OBが指摘!「ポイントは森下とノイジー」と語った理由は?

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 シーズン後半から3番を任されている森下について掛布氏は、「優勝を決めてから森下の状態が悪かった」と述べており、さらに「森下はシーズン中、バントをしたことがない」と指摘。今季は2番の中野拓夢や8番の木浪聖也といった一部の打者にしか犠打のバントのサインが送られていないと振り返っている。その上で、森下の打率がここまで2割4分台であることにも触れながら「短期決戦の中で、2割4分くらいのバッターに、無死1・2塁などチャンスが回ってきた時、打てなかった場合のリスクがこわい」と見解を述べた。また、「打たせるとは思うけど」と前置きしながら、「ノーアウトでチャンスを迎え森下に打順が回った時、岡田監督がどんな作戦をとるか」と注目すべき点であると強調した。

 他に、現在は6番に名を連ねているノイジーには、優勝決定後から調子を上げてきた要因として、「優勝を決めてからは相手投手が内角を攻めてきていない」と分析。今後に向け「CSや日本シリーズという、短期決戦では厳しいコースを攻めてくる。その時に、ノイジーがどういう対応をするか」と話しており、「3番と6番が機能すれば打線は繋がる。3、4点はとれるのではないか」と見込みを示している。

 掛布氏がキーマンに挙げた森下、ノイジーはいずれも今回が初のCS。やはり、この両選手がどれだけポテンシャルを発揮できるかが、短期決戦での勝敗を左右するポイントと言えるのかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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