交渉解禁の山本由伸をMLB公式サイトが“徹底解剖”「最も面白いボールだ」と特筆した変化球とは？
一方で同氏は「打者から見て、彼の最も厄介なボール」にカーブではなく、山本のスプリットを挙げた。「WBCでヤマモトが奪った11三振のうち、7個はスプリッターによるものであった。さらに、彼が誘発した19回の空振りのうち、11回はスプリットによるものだった」とWBCで見せた同球種の数値を紹介し、「2023年のオオタニのスプリットは平均球速89マイル、31インチの落差を計測しているが、これはWBCでヤマモトが投げたボールによく似ている」と、大谷翔平のスプリットに近いと解説している。
アドラー記者は記事の最後では「MLBで支配的なピッチャーになる素質を持っていることがすでにわかる」と山本を高評価。日本で見せた圧倒的な投球をMLBでも披露することができるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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