「投手は野手がエラーした後は〇〇に抑える」エラーで逆転負けの阪神に必要な考え方とは！？ 日本一の投手コーチ 佐藤義則氏が語る
7回にリリーフとしてマウンドに上がるも逆転を許し、敗戦投手となってしまった浜地の失点の場面について佐藤氏は、
「エラーで気持ちが弱くなったのもあるだろうし、選んでいるボールがコースに行かなかったのもあるだろうし。気持ちの弱さが出たのか、投げている内容はいつもと変わらないと思うから、フォアボール出して潰れたわけじゃ無いので、しょうがないかな」
と、浜地の球自体は良かったとしながらも、その原因について佐藤氏は、
「満塁で近本君が弾かなかったら、失点してないかもしれないけど、それじゃダメだよね。エラーは付き物なので。僕は、ピッチャーは野手のエラーの後ゼロに抑えるというふうにずっと教育してきた。頑張って抑えないと、エラーした方もショックを受けるんで。それでゼロに抑えたらありがとうって（投手と野手が）お互い言えるようになっていかないと。それでバッターに打ってもらうのも大事なこと」
味方にミスが出たら投手が助けてあげる。その頑張りに野手陣は応えて、点を取る。この信頼関係が大事だと語り、その考え方が浜地の中でまだ確立していなかった事がエラーによって精神的な乱れに繋がったのではないかと推測した。
球団5500勝を目前に足踏みとなった阪神。ここからどう立て直すかに注目が集まる。
動画内では他にも、阪神打線が序盤以降に打てない理由や、視聴者からの質問にも答えている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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