巨人は太刀打ちできるか 松井秀喜氏の電撃就任の裏で、ヤンキースが織田翔希獲りに本腰 NYメディアが伝えた米球界の盟主の“本気度”「単なる争奪戦ではない」
巨人が強行指名をし、獲得を目指す織田。松井監督の就任も追い風となりそうだが…(C)Getty Images
「ジャイアンツの力になりたい」と決意した松井監督の“漢気”
往年の大打者が日本において一躍、「時の人」となった。10月23日に来季からの巨人新監督就任が発表された松井秀喜氏だ。
電撃的な一報は瞬く間に列島中を駆け巡った。それこそXで松井氏や巨人に関連するワードが矢継ぎ早にトレンド入りし、全国的な関心事となった。
【関連記事】「だからだったのか…」松井新監督誕生で注目される巨人“織田以外”のドラフト戦略の答え合わせ 1-4位まで高校生で固める「監督が選手を1から育てるということ」「楽しみしかない」
同日に行われた記者会見に出席した松井氏は「やはりジャイアンツというのは私にとってはどこにいても心の中にジャイアンツはあった」と告白。その上で「本当は長嶋監督にもこの姿を見ていただきたかったという気持ちは正直あったんですが、でもここで受けなくちゃいけない」という熱き言葉を漏らした。決断する際には生活拠点となっているアメリカと家族との兼ね合いから「悩んだ」というが、最終的には「ジャイアンツの力になりたい」と決意した“漢気”は野球ファンの胸を高鳴らせた。
そんなレジェンドの就任とともに大きな注目を集めたのは、前日に実施されたドラフト会議で強行指名を受けた織田翔希(横浜高校)の行く末だ。
プロ志望届こそ提出していた織田だが、今月15日に開いた会見で高校卒業後の米球界挑戦を公言。「世界一の投手になりたい」という大志を抱き、面談を行ったNPB12球団に対しても指名を受けない意向を明らかにしていた。その決意は相当なもので、巨人から1位指名を受けた直後のテレビインタビューでも「アメリカに挑戦する気持ちは全くブレません」「今は迷いはない」と断言。およそ18歳とは思えないハッキリとした口調で心境を打ち明けていた。
世間が「超高校級」を見定め、日米両球界のスカウトマンたちの垂涎の的となってきた織田のポテンシャルはもはや言うまでもない。実際、米メディアの関心は日に日に強まっている印象だ。
ニューヨークを拠点とするスポーツメディア『Heavy』は、「ヤンキースが日本の高校野球の怪物投手の獲得レースに参戦か」との記事を掲載。ここ数年にわたり国際アマチュアフリーエージェントの獲得を巡る戦線において“失敗”が目立つ球界屈指の盟主が、威信にかけ、織田獲りに全力を尽くすのではないかと内情を記した。
「ヤンキースはマイナー組織のスカウト活動においても、アジア市場における存在感をかつてないほどに強めようとしている。世界各地から才能ある若手選手を発掘し、将来的に強固なパイプラインを構築しようとしている。その中で、日本でプロキャリアをスタートさせるか、それともMLB球団と契約するかという決断を控えているオダは格好のターゲットだ」












