もしも巨人が「竹丸単独指名」をしなかったら…1年後に解った英断の価値 事前公表のメリット
竹丸はルーキーイヤーから11勝をマークとチームを支えた(C)産経新聞社
「ドラフトの成否は10年後にならないと解らない」というのは、球界の定説でもあります。
しかし、昨年ドラフトにおける「鷺宮製作所・竹丸和幸投手の巨人単独1位指名」は、成功だったと言っても過言ではないでしょう。
レギュラーシーズンを振り返れば、1962年の城之内邦雄以来64年ぶりにルーキーで開幕投手を務め、6回3安打1失点と好投。球団史上初の新人開幕投手勝利を飾りました。全て先発で22試合に登板し、11勝9敗、防御率3.27と堂々の成績。126回2/3を投げて142三振を奪い、奪三振率は10.09を記録。井口監督率いる侍ジャパンに選出されたのも、当然と言えます。
ドラフト取材歴が長いスポーツライターはこう語ります。
「巨人は昨年のドラフトで、当初は『ポスト岡本』として創価大の右の強打者・立石正広内野手をリストの最上位に置いていたと言われています。しかし、現場の意向も反映した結果、即戦力投手の1位指名を決断する中で、『竹丸1位』を事前公表します。その意図は『ウチは竹丸に決めましたよ。おたくが竹丸に行けば、抽選のリスクが生じますよ。それでもいいですか?』と他球団を牽制する戦略を採用したと見られています」
そして、こう続けるのです。
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