【中日】どうして工藤公康監督が誕生したのか…異例の外部招へい、背景に浮かぶ「球団改革」の本気度
工藤氏はソフトバンク監督時代に5度の日本一を達成、名将として知られる(C)産経新聞社
どうやら、球団改革に本気のようだ。中日の新監督に工藤公康氏の就任が決定的となった。
現役時代は西武、ダイエー、巨人、横浜(現DeNA)に在籍。実働29年で通算224勝をマーク。流麗なフォームで鳴らした左腕で、今もお手本にされるほどだ。
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監督としてはソフトバンクを7年間率いて5度の日本一に導いている。浪人時代は筑波大学大学院で研鑽を積み、化学的なトレーニングにも造詣が深い。選手・指導者として申し分のない実績を誇る野球人だ。
愛知出身ながら中日とは縁がなく、むしろマウンド上で封じ込まれたことや、ダイエー時代の1999年日本シリーズや、巨人に移籍した2000年の投球がトラウマになっている竜党は数多くいる。あまりにも偉大すぎる、そして畏怖すら覚えるような存在が味方になるのだ。こんなに心強いことはない。
報道によると、加藤宏幸球団社長は「今のチームに何が必要かを考えて外部招聘となった」「経験・知見を注入してもらいたい」などとコメント。90周年イヤーだった今季を絡めて「次の100年に向けて強固なチームづくりをしてほしい」とも伝えたそうだ。
現在の中日は改革を始めたばかりだ。旧態依然とした体質を変えようとしている。朝田憲祐球団本部長や荒木雅博球団本部長補佐が旗振り役となり、まずは二軍から環境を整えているところ。最新鋭のトレーニング機器を導入し、アナリストやバイオメカニクスに精通した人材を引き入れている。
今回の監督人事はその流れに沿う人材を据えられるかが焦点だった。工藤氏はおそらく球団にとって第一希望だったのではないか。それはファンも同様で、SNSには驚きと共に歓迎の声が多く上がっている。













