阪神は「佐藤の穴」をどう埋める? 囁かれるFA補強か、黄金ドラ1の覚醒を待つか 虎党に「別格」期待される今秋に打率4割超えの“生え抜きの大砲”の存在
今秋は黙々とバットを振り続け、目に見える結果を出している立石(C)産経新聞社
今季に球団史上初となるリーグ連覇を果たした阪神。終盤戦まで巨人との優勝争いが続く苦しい1年だったが、それでも地力を身に着けた猛虎は、“宿敵”にタイトルを譲らなかった。
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そんな阪神を春先からシーズン終盤まで、力強く牽引したのは、「不動の4番」と化した佐藤輝明だった。球団史上2人目となる三冠王となったスラッガーは、その勝負強さでチームを勝利に導いてきた。
ただ、周知の通り、このオフに佐藤はポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ球団との交渉が容認された。正式公示後の交渉次第ではあるものの、「今オフにFAで獲得可能な最高の打者」(米スポーツ専門局『FOX Sports』)と米メディアが伝える市場情勢などを耳にする限り、まず間違いなく来季に頼みの大砲はラインナップから姿を消す。
当然、佐藤の抜けた穴は、容易に埋まるものではない。ゆえに阪神は今オフにFA市場でのテコ入れに本腰を入れている。それは粟井一夫球団社長が公式サイト上で「補強にもFA、外国人、トレード、あらゆる手段を使って、そのウィークポイントをできるだけ埋めてシーズンに入りたい」と明言する通り。すでに報道でもオリックスの中川圭太や上林誠知の獲得が囁かれている。
ただ、中長期での黄金期の継続を考えた際には、「生え抜きの大砲」を育て上げるほかにない。その意味で、今秋に行われたフェニックスリーグでの若虎たちの発奮は興味深くもある。とりわけ昨秋のドラフト会議で1位指名された立石正広の好調ぶりはかなり冴えわたっていたと言えよう。












