なぜ年俸16億円オファーを断った? 入国目前で“心変わりした”堂安律 正式契約目前での破談劇にサウジ国内で広まる波紋「突如として移籍を取りやめる決断をした」
堂安のサウジ移籍の破談は小さくない話題を生んでいる(C)Getty Images
間近に迫っていた“アジアンスター”の加入に対する期待感は確かに高まっていた。サウジアラビア・リーグの強豪アル・イテハドと日本代表MF堂安律のそれだ。
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合意に達していれば、エポックメーキングな移籍となるのは必至だった。それほどの規模の契約が堂安を待ち受けていた。今回の動向について「(契約は)ほとんど決定事項だった」と伝えたドイツの大手誌『Kicker』によれば、29歳の日本代表MFに提示されたのは、年俸900万ユーロ(約16億7000万円)の3年契約。フランクフルトで受けている推定年俸の約3倍の額だった。同誌は「最終的な決定する選手のサインが残るのみとなっていた」と緊迫の内情も伝えていた。
まさに合意寸前までいっていた。しかし、結果的に堂安はサウジアラビア行きを拒否。2030年6月30日までの契約を締結しているフランクフルト残留を選んだ形だ。
交渉を断った理由はさまざまに報じられている。『Kicker』や日刊紙『Frankfurter Rundschau』など現地メディアの情報を複合すれば、サウジアラビアへと渡航直前に家族や近しい関係者との話し合いを経た本人が「心変わり」。家族も馴染む環境のあるフランクフルトでの現行契約を全うする方針に切り替えたという。
当然ながら最終サイン寸前で、待ちわびていた契約が暗礁に乗り上げたアル・イテハド側は、一連の動向に驚きを隠せなかったという。
PSV時代にコーチとして堂安を指導していたドイツ人監督のイェンス・ヴィッシングと、かつてバルセロナの強化担当を務めたラモン・プラネスSDの熱心な働きかけに応じてアル・イテハドは、本人とのメディカルチェックも早々に完了。さらに契約に関する手続きもほとんど済ませていた。












