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「品格を失ってはならない」噛みつき行為後の“謝罪拒否”にも広まる波紋 中国柔道女子の蛮行に母国メディアも糾弾「20秒以上の噛みつきはミスではない」【アジア大会】

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前代未聞の行為に出て反則負けを宣告された唐婧(C)Getty Images

 32年ぶりに日本で開催されている愛知・名古屋アジア大会の柔道競技で起きた衝撃のアクシデントの余波は、国際的に広まっている。

 物議を醸しているのは、10月1日に行われた愛知・名古屋アジア大会の柔道女子70キロ級の準々決勝での一幕。この階級で金メダルを獲得した前田凛(日本)が、唐婧(中国)に左腕を噛まれるという前代未聞の“攻撃”を受けたからである。

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 組み手で主導権を探り合う攻防の最中に起きた。寝技に持ち込んだ唐婧が、前田に態勢を変えられて押さえ込まれそうになった刹那、下から相手の左上腕に噛みついたのだ。

 その後、場外にもつれて審判から「待て」の合図が出るまで20秒以上も道着の上から噛み続けた唐婧。試合が止まった直後に前田は左手首付近にくっきりと残った噛み跡を主審に見せ、相手の反則行為をアピール。国際映像のリプレー映像にも痛々しい歯型が映し出され、ジャッジ席で複数の審判が協議。数分間の中断のあと、担当審判が唐婧の反則負けを宣告した。

 相手選手に対する噛みつきはいかなる理由にせよ、国際柔道連盟(IJF)の公式ルールでも「柔道精神に反する行為および安全を脅かす危険な行為」と定められている。ゆえに反則負けの宣告は当然だった。しかし、審判に対して不服そうな表情を見せた中国の31歳は、「歯に偶然、触れただけなんです」と反発。試合後に前田から求められた握手にも乱雑に応じて畳を降り、銅メダルの可能性が残された敗者復活戦にも姿を見せなかった。

 国際的なルールにも反する危険な行為だった。それだけに中国国内でも唐婧にはシビアな意見が寄せられている。

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