「偶然、歯が触れただけ」噛みつき行為の中国柔道選手の“抗議内容”が発覚 海外メディアからは批判止まず「反論の余地はない。極めて異例の出来事」【アジア大会】
前田との攻防の中で物議を醸す行為に出た唐婧(C)Getty Images
前代未聞の行為に対する国際的な批判が止まらない。
小さくない論争も巻き起こしているのは、10月1日に行われた愛知・名古屋アジア大会の柔道女子70キロ級の準々決勝での一幕だ。この競技において、金メダルを獲得した前田凛(日本)が、唐婧(中国)に左腕を噛まれるという衝撃のアクシデントに見舞われたからである。
「噛まれました」と言わんばかりに訴えた前田の腕には歯形がくっきりと残っていた。
主導権の奪い合いとなった序盤の攻防でそれは起きた。寝技に持ち込むも前田に態勢を変えられて押さえ込まれそうになった唐婧が、下から相手の左上腕をガブリ。そこから審判から「待て」の合図が出るまでの20秒以上も道着の上から噛み続けた。
道着の上から噛んでいたにもかかわらず、歯形が残っていた。アドレナリンが出ていたとはいえ、前田が抱えていた痛みは想像に難くない。
陣営から審判への反則要求の指示も受けた前田は、噛み跡を見せ、相手の反則行為を猛アピール。これが認められ、数分間の中段の末に唐婧の反則負けが宣告された。
もっとも、驚きだったのは唐婧の反応だ。国際柔道連盟(IJF)の公式ルールでも「柔道精神に反する行為および安全を脅かす危険な行為」として、発覚時には反則負けとなる噛みつきを行った彼女だが、審判に対して「え?なんで」と不満げに抗議。さらに同選手の陣営も「偶然に当たっただけ」と訴えたが、結果は覆らなかった。












