FA市場を揺るがす最強左腕とド軍の再契約は「投手・大谷」次第!? 大型契約の行方を米局が分析「スクバル側が“最低限”で狙うのはヤマモトの12年契約の金額」
今オフの目玉と目されるスクバル。その契約の行方に米メディアでも関心が高まっている(C)Getty Images
ドジャース側が再契約を望むかは不透明
去る10月28日にワールドシリーズが終了した米球界でもいよいよ“移籍狂騒”が始まる。現地時間10月29日には、MLBの選手会がFA選手144人を発表し、11月2日までの今季の所属球団との独占交渉が可能となった。
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今オフの移籍市場で最大の目玉となっているのは、過去5年間で2度のサイ・ヤング賞を手にしている“怪腕”タリク・スクバルの移籍動静だ。すでにドジャース、メッツ、パドレス、フィリーズ、ヤンキースなどがFA交渉に興味を示していると報じられる左腕の契約は、2023年オフに山本由伸がドジャースと締結した12年総額3億2500万ドル(約514億円)の投手史上最高額を「超える水準になる」とも予想される。
関係者間の予測契約規模が「3億5100万ドル(約554億5344万円)~4億ドル(約631億9480万円)」(米スポーツ専門局『ESPN』より)とされるスクバル。間違いなく史上最高水準の契約が交わされると見込まれる中で、FA交渉レースのトップに立っていると見込まれているのは、今夏にトレードで獲得に成功していたドジャースだ。
湯水のように湧き出る豊富な資金力に加え、勝てる環境も有しているドジャースは、スクバルにとっても刺激となったのは間違いない。本人も米メディア『The Athletic』で「このチームの仲間、クラブハウスの雰囲気、そして彼らが築き上げてきた文化は本物だ」と明言。投手として、また選手として最適な環境を求める可能性は小さくない。
もっとも、ドジャース側が天文学的な規模が予測されるスクバルとの再契約を望むかは不透明な情勢ではある。内情を伝えた『ESPN』は「スクバルはスコット・ボラスの顧客であり、例年よりも層の薄いFA市場で注目を集める存在となるため、所属球団との独占交渉期間での交渉は実を結ばない」と断言。早期決着が見込めないという見解を示した。
その上で『ESPN』は「ドジャースの2027年の先発投手陣はおそらく他のどの球団よりも充実している」と指摘。スクバルとの再契約に踏み切るかどうかは、大谷翔平が二刀流としてどこまで再起できるかを含めた可能性に懸かっていると説いている。
「二刀流の継続を強く望んでいるオオタニも現状ではフルシーズンを投げ切ることはおそらくない。そしてスネルやグラスノーも例年通りとなれば、フルシーズンを投げ切るのは考えにくい。しかし、ドジャースは若手の起用に完全にシフトして、その方針に頼っているわけでもない。
彼らがスーパースター選手を獲得しておきながら、FA放出する例は、ダルビッシュ有、マニー・マチャド、マックス・シャーザーなど、枚挙にいとまがないが、3年前の大谷の加入以来、ドジャースは別次元のチーム運営をしている。つまり条件が合えば、彼らは惜しみなくお金を使うということだ」












