今の鈴木誠也を見逃すのは「悪魔的な所業」 米誌が指摘する今オフのFA市場で期待される198億円超えの“価値”
今オフにキャリア初のFAとなる鈴木(C)Getty Images
カブスとの5年契約を全うした鈴木誠也が、今オフのMLBにおけるFA市場の“目玉”となる雰囲気が漂っている。
32歳となって迎える今オフにカブスとの5年総額8500万ドル(約100億3000万円=当時のレート)の契約が満了となる鈴木。広島時代を通じてキャリア初のFAイヤーとなった今季は、3月のWBCで右膝後十字じん帯軽度損傷による負傷者リスト入りで出遅れたが、最終的に143試合に出場。打率.270、4年連続20発となる26本塁打、86打点、出塁率.368、長打率.473、OPS.841と上々のスタッツを残した。
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本人もFA交渉への想いは隠していない。現地時間9月30日に行われたパドレスとのワイルドカードシリーズに敗れ、無念のシーズン終了となった試合後、鈴木は地元局『Marquee Sports Network』などの取材に「僕はFAが初めてになる。どういう動きで、どういう話し合いで進んでいくかが全く想像つかない」と心境を吐露。その上で「どう進もうが、自分のやるべきことをやりたい」と前を向いた。
無論、米球界はポストシーズンの真っ只中にあり、市場の動静は読みにくさがある。とはいえ、市場価値を5年で8500万ドルから1億2550万(約198億1120万円)に高騰させた鈴木に対する関心は水面下で確実に強まっている。
米誌『Sports Illustrated』は、今季に大きく躓き、ポストシーズン進出を果たせなかったブルージェイズが今オフに大型補強に動くと分析。「球団経営陣が犯しうる最大の過ちは、消極的な姿勢で一流打者を一人、あるいは二人獲得しようとしないこと」とした上で、「オフに野手陣の戦力強化を行わなければ、それはまさに悪魔的な所業だ。特に主力選手の契約満了に伴って予算に1億ドル以上の余裕が生まれる状況ではなおさらだ。使うべき資金はある」と力説。そして鈴木をメインターゲットにすべき理由を列挙している。













