大スランプでも使い続けるべきか? 米球界で議論百出となる大谷翔平の起用法 OB解説からは「助けになっていない」の辛辣意見も
シーズン中では稀な屋外での打撃練習も見せている大谷(C)Getty Images
「隠し事なんてないさ。とにかくヒットを打つ方法を見つけ出さなければならない」
現地時間10月12日に行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦後、4-7で敗れたドジャースのムーキー・ベッツは、米紙『USA Today』らの取材で、淡々と答えた。同シリーズで連敗スタートを喫し、リーグ3連覇に向けてスター軍団が置かれた状況は苦しい。
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とにかくヒットを――。ベッツの言葉は偽らざる本音と言えよう。というのも、今ポストシーズンでのドジャースのチーム打率は.193。長打率も.328と本調子とは言い難く、レギュラーシーズン中に猛威を振るった破壊力が鳴りを潜めている。
チーム全体で低調なパフォーマンスが続く中、悪目立ちしているのは、大谷翔平の打撃不振だ。昨季のポストシーズンでは計17試合で8本塁打、出塁率.421、長打率.691、OPS1.096と猛威を振るった32歳だったが、今年は打率.150(20打数3安打)、0本塁打、0打点、出塁率.261、長打率.150、OPS.411と明らかに精彩を欠いている。
ここまで状態が悪ければ、打順を下げる、あるいはスタメンから外すことも懸案事項となる。米スポーツ専門局『Sports Net LA』の解説者で、球団OBでもあるノマー・ガルシアパーラ氏は「打撃のメカニクスなど何を変えているにしても今は何もうまくいっていない」と糾弾。「彼は機能していない中で、今も打席での動きを変え続けている」とし、負のスパイラルにハマる大谷を代えるべきとの見解を示している。
「何かが彼に変化を迫っている、あるいはメカニクスを変え過ぎたことで以前の形を見失っているのかもしれない。ただ、何か問題を抱えているのは明らかだ。問題はここでどうするかだ。若い選手だって彼を見ているからね。代役の可能性を問うのは当然のことだ。あるいは『ショウヘイ・オオタニだから』という理由だけで先発メンバーに残すなら、彼の打順を下位に下げるのも考慮すべきだろう。今の彼は中軸を打つ打者に求められる多くの生産性を期待できる状態にない」













