セックスレスがつらい・・・夫婦関係を破局から救う起死回生のセックス観

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3.セックスレスを辛くしている考え方

このように見てくると、セックスがないという事象それ以上に、セックスに対する意味づけが、問題を大きくしていることに気がつきます。

セックスに対する意味づけとは、たとえば、

「セックスは愛情を確かめる最高の手段」

「セックスのあるなしが女性としての魅力を示す」

「セックスがないということは、自分への愛が冷めたことを意味する」といったものです。

どれも聞いたことがあると思いますが、実は、これらの考えには、議論さえされない共通の隠れた前提があります。

なんだと思いますか?

それは、「成熟した大人はセックスをするのが当然」という考え方です。

セックスレスを問題として論じたものは多くありますが、ここに疑問を呈しているものは見たことがありません。

そこで、試しに違う前提を置いて考えてみましょう。

もし仮に、「子供を作る目的がないなら、セックスをしないのは当たり前(してもいいけど)」が常識だったとしたら。

前項で挙げた理由を順にみていきましょう。

セックスレスだからといって、相手の愛情がないとは感じないでしょう。

また、女性として見られていないとも思わないでしょう。

そして、喧嘩のタネにもなりにくいことでしょう。

それよりも、お互いにとって何が心地いいのか、どうすればハッピーなのか、冷静に話し合うのではないでしょうか。

となると残る問題は、(セックスしたい側の)性欲をどうするのかということに絞られてきます。

実はこの点に関しても、セックスを女性としての価値や愛情の有無と結び付けたりしなければ、解決を探るのはより簡単です。

セルフプレジャーで解消することは、有力な選択肢となり得るでしょう。

愛情をもらえなくて惨めだとか、女性としての価値がないからか悲しい、といったマイナスの思いが付きまとわないからです。

他の生理的欲求である、食べることで食欲を満たし、眠ることで睡眠欲を満たすことに近いイメージかもしれません。

セックスにまとわりついている恥や罪悪感、価値証明などを取り除いたなら、案外単純なことだったりします。





4.人間を自由にする新しいセックス観

「セックスをしなくても当たり前」

前項では、このように考えることで得られるメリットを述べました。

「それはたしかにそうかもしれない・・けど、それじゃ味気ないし、物足りない」と思った人も多いことでしょう。

たしかに、自然界を見ると、動物は発情期以外は異性に見向きもしないと言われています。

年中発情している人間は、例外的な存在です。

でも、「そうは言っても、したいものはしたい」わけですから、仕方がありません。

それはある意味当然で、セックスには生殖や性欲の充足以外にも意味があるからです。

その意味とは、互いの愛情表現や絆を深めることなどです。

話の流れからは「セックスは最高の愛情表現」に異を唱えましたが、正確に言えば、否定しているのは「最高の」という部分です。

つまり、相手に愛情表現し、パートナー間のつながりを強くするなら、もっといい方法がありますよということです。

(1)セックスのマイナス面
もっといい方法とは何かを紹介する前に、セックスにまつわるマイナス点に触れておきましょう。

そもそも人間以外の動物にとって、交尾などの生殖行動は大きなリスクを伴います。

体力を著しくを消耗したり、外敵に対して無防備になったりするためです。

海から遥々と生まれた川に遡上する鮭のように、生殖を終えると力尽きて死に至る動物も少なくありません。

哺乳類の場合、代償として神は性行動に快感を与えたと言われていますが、その快感も生命と引き換えだとしたら、割が合わないわけです。

それでも動物が生殖行動を行うのは、種の保存という目的のためです。

つまり、個体にとっては大きなマイナスだけれども、種の存続という要請がそれを上回るわけです。

翻って人間は、天敵に襲われるわけでも、死ぬわけでもありません。

だからこそ、年中セックスを楽しめるわけです。

しかし、実は個体として消耗する、すなわち、生命力を毀損することは否めません。

肉体的、体力的にはもちろん、創造性やインスピレーション、思考力、意欲など精神的にもかなりの悪影響があります。

成功哲学の祖として名高いナポレオン・ヒルは、「悪魔を出し抜け」という著書の中で、成功を遠ざける最も危険なもの(悪魔の武器)として、セックスの誘惑を挙げています。

また、セックスにまつわる固定観念も、シンプルに性を楽しみ、愛情表現するのをむずかしくしています。

西洋のキリスト教的価値観では、性を穢らわしいもの、罪深いものとして否定し抑圧しているため、多くの人がセックスに関連して心に傷を追っているからです。

(2)現代人が知らない男女の性の役割
このように、取り扱いが厄介で、マイナス面が大きいのがセックスであり、男女の絆を強める目的であれば、よりよい方法があります。

前提として、以下のような男女の身体面の性の機能、役割を理解しておくことが必要です。

女性は常に環境からエネルギーを取って、エネルギーが高い状態にあることができます。

一方、男性はそれができないため、エネルギーが不足する状態にあります。

一般に男性は女性を通さなければ、エネルギーを取ることができません。

足りないものの充足を求めて、そこから男性の性の衝動が生じてきます。

こうした男女の差は、感覚的に理解できる人も多いと思いますが、具体的に以下のような事例に示されます。

事故等で大量に出血した場合、より多く血液を失っても生存できるのは女性である。

高齢の夫婦で、どちらかが先立った場合、より長生きするのは女性である。

そもそも女性の方が長命である。

痛みに強いのも女性である。男性なら出産の痛みに耐えられないという話を聞いたことがあると思います。

それもこれも、要するに、女性の方が生命力が強いことの現れなのです。

それもそのはずです。

女性の方が宇宙から直接的によりたくさんのエネルギーを取り入れられるから、という確固とした理由があったんですね。

これは私が勝手に言っているのではありません。

ここでは長くなるので詳しく触れませんが、数万年前の日本に存在したとされる文明が伝えている性のついてのサトリ(物理)なのです。

(3)セックスよりベターな方法とは
そして、女性から男性がエネルギーをもらう方法は拍子抜けするぐらいとても簡単です。

自然の理に生きている動物は、本能のままそうしています。

それは、オスとメスが仲良くくつろいで一緒にいることです。

生命エネルギーとは電気の一種なので、手をつないだり、マッサージなどで直接肌を触れ合うとより効果的です。

男性は女性からエネルギーをお裾分けしてもらうのですから、感謝しつつ首や肩を揉んであげたり、足をさすってあげたりするとよいのです。

お互いがお互いにとって大切な存在であることを伝え合い、愛情を表現し、絆を強くするのに、セックスが介在する必要はなかったのです。

自然界の動物と同様、人間にもセックスに縛られない、より自由で開放的な男女の関係性が存在したのです。

ちなみに、前の方でも触れているとおり、双方が求めるならセックスを楽しむことになんら不都合はありません。

愛情に満ちたセックスは心が満たされるため、過度な耽溺は比較的起こりにくいですし、上のような方法を知っていればなおさらですね。

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