【平成のプロ野球を振り返る】イチローや松井より多くの部門でトップになった野手は?

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 プロ野球の平成31年間をデータで振り返る第2弾は野手編。

 平成元年(1989年)から31年(2019年)4月30日までの記録からそれぞれのベスト10を集計。1492試合連続フルイニング出場のギネス記録を持つ金本知憲が本塁打、打点、安打、得点、四球などで「8冠」と圧倒した。

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 金本知憲「たまたま平成の時代に現役の始まりと終わりが全うできただけ。ただ、大卒の選手にしては長くプレーできたというのはある。数字に関しては引き算じゃなく、足し算だからね。努力半分、やり残したこと半分って今でも思うよ」

 試合数、三振など4部門で1位となった谷繁元信が並みいる強打者を押しのけて敬遠四球1位となったのは、投手の前の打順で歩かされることが多かったと想像できる。イチローの打率.353は突出しており、さすがの一言。バントの川相昌弘、盗塁の赤星憲広などは納得の1位選出だが、赤星は盗塁死ではランクインしておらず、成功率も高かったことがわかる。犠飛の新井貴浩など意外?と思えたり、懐かしい選手の名前が出てきたり。平成を彩ったバッターの活躍を、データでお楽しみください。

平成の打率
1.イチロー(オリックス).353
2.青木宣親(ヤクルト).329
3.ローズ(横浜).325
4.小笠原道大(中日).3104
5.マートン(阪神).3103
6.内川聖一(ソフト).306
7.松井秀喜(巨人).304
8.鈴木尚典(横浜).3034
9.カブレラ(ソフト).3033
10.和田一浩(中日).3029
【注】3000打数以上

平成の試合数
1.谷繁元信(中日)3021
2.金本知憲(阪神)2578
3.立浪和義(中日)2476
4.石井琢朗(広島)2413
5.新井貴浩(広島)2383
6.中村紀洋(DeNA)2267
7.山崎武司(中日)2249
8.福浦和也(ロッテ)2234
9.荒木雅博(中日)2220
10.稲葉篤紀(日本ハム)2213

平成の打席数
1.金本知憲(阪神)10431
2.谷繁元信(中日)10336
3.石井琢朗(広島)9967
4.立浪和義(中日)9630
5.中村紀洋(DeNA)9048
6.新井貴浩(広島)8799
7.鳥谷敬(阪神)8582
8.宮本慎也(ヤクルト)8486
9.阿部慎之助(巨人)8471
10.稲葉篤紀(日本ハム)8419





平成の打数
1.金本知憲(阪神)8915
2.谷繁元信(中日)8774
3.石井琢朗(広島)8638
4.立浪和義(中日)8380
5.新井貴浩(広島)7934
6.中村紀洋(DeNA)7890
7.荒木雅博(中日)7639
8.稲葉篤紀(日本ハム)7578
9.宮本慎也(ヤクルト)7557
10.小久保裕紀(ソフト)7474

平成の安打
1.金本知憲(阪神)2539
2.石井琢朗(広島)2432
3.立浪和義(中日)2405
4.新井貴浩(広島)2203
5.稲葉篤紀(日本ハム)2167
6.宮本慎也(ヤクルト)2133
7.小笠原道大(中日)2120
8.前田智徳(広島)2119
9.谷繁元信(中日)2108
10.中村紀洋(DeNA)2101

平成の得点
1.金本知憲(阪神)1430
2.石井琢朗(広島)1298
3.小笠原道大(中日)1126
4.立浪和義(中日)1114
5.ローズ(オリックス)1100
6.小久保裕紀(ソフト)1091
7.中村紀洋(DeNA)1076
8.松井稼頭央(西武)1065
9.新井貴浩(広島)1054
10.清原和博(オリックス)1051

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