「マシンのレベルに達していない」元F1王者が角田裕毅を辛口評価 電撃昇格から4戦で苦言「ローソンよりうまくやっているが…」

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レッドブル昇格後に評価を高めてきた角田に厳しい声が飛んだ。(C)Getty Images

 去る3月27日に姉妹チームのレーシングブルズからレッドブルに電撃昇格を果たした角田裕毅は、“常勝軍団”で確実に評価を高めている。

 今季に昇格したばかりだったリアム・ローソンの不振を受け、日本グランプリ(GP)を前にレッドブルの一員となった角田。そこから4戦が消化し、2戦でポイント獲得を果たすなど、まずまずの結果を出し、チームの首脳陣からも「順調に馴染んでいる」(チーフエンジニアのポール・モナハン氏談)との評価を受けている。

【動画】フェルスタッペンに迫った好レース 角田裕毅の快進撃を見る

 操舵困難とされる難解マシン「RB21」への適応時間の不足が指摘される中でエースドライバーのマックス・フェルスタッペンにも食らいつき、一定水準の走りを見せている。一方で大衆の関心を寄せられ、何よりも結果を求められる名門に所属するがゆえに、角田に厳しい目が向けられているのも事実だ。

 現地時間5月15日、オランダの専門サイト『Racing News365』は、角田が「RB21」のペース操作に苦戦し、Q3で失速している実情をふまえた上で、1997年のF1王者であるジャック・ヴィルヌーヴ氏の見解を伝えている。

「たしかにユウキ・ツノダはリアム・ローソンよりうまくやっている。だが、彼が実際にマシンの開発を手助けする存在になるとは思えない。単に考え方が違うだけで、ツノダは、あのマシンのレベルに達していないと思う」

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