4連勝中の中日、好調の要因は「先発」と「主軸」 甲子園での阪神戦が球宴前のヤマ場に
4番に定着した細川が好調を維持している(C)産経新聞社
少しずつだが、息を吹き返しているようだ。
中日は7月13日の広島戦(バンテリンドームナゴヤ)で延長10回の末、3-2とサヨナラ勝ち。一時は同点に追いつかれるも、ジェイソン・ボスラーが劇的な一打を放った。これで9日の巨人戦から連勝が「4」に伸び、まだ5位ではあるが、3位・DeNAとのゲーム差は2.5となっている。
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■先発投手は最少失点にとどめる
連勝の要因は「先発」と「主軸」の頑張りが挙げられる。
1点目の先発投手について、連勝中の成績を見てみよう。
9日(水)vs.巨人:高橋宏斗 5回1失点
11日(金)vs.広島:カイル・マラー 6回2/3 1失点
12日(土)vs.広島:大野雄大 9回1失点 ※完投勝利
13日(日)vs.広島:松葉貴大 7回2失点
大野しか勝利投手になっていないものの、4人とも2失点以下に抑えている。9日の高橋宏は慣れない地方球場(福島・あづま球場)での登板。かつ雨天中断を挟んでおり、5回100球に達したところでの交代は妥当といえよう。
開幕から抑えを務めた松山晋也の離脱は痛い。その分ブルペンへのしわ寄せがいく中、先発投手が1イニングでも多く投げるのはとても大事。完璧に抑えなくても最少失点にとどめる投球を心がけたい。
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