自チームのマシンへの不満を露わにしたフェルスタッペン(C)Getty Images
現地時間3月13日、F1の今季第2戦となる中国GPが上海インターナショナル・サーキットで開幕。レッドブルの“絶対的エース”であるマックス・フェルスタッペン(オランダ)は、プリント予選(SQ)で8番手に沈んだ。
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マシンが抱える明らかな不備を解消できずにいる。開幕戦となる豪州GPで6位に終わり、「ブレーキペダルを踏んだ瞬間、リアが突如として完全にロックした。F1マシンとしては極めて奇妙な挙動だ」と疑問を投げかけたフェルスタッペンは、「今のマシンは運転していても全く楽しくない」とも吐露。パワーユニットの規制などが設けられる今季からの新規定下で改良されたマシンへの苛立ちを隠せずにいた。
燃焼と電気動力を50-50の割合で組み合わせた新型ハイブリッドエンジンを用いたマシンに不安を抱えた“レッドブルの王”は、第2戦でも精彩を欠いた。SQでトップとなったジョージ・ラッセル(英国)との差は1秒734。とてもタイトル争いができる状態ではない。ゆえにフェルスタッペンは、セッション中の無線を通じてチームに対して「こんなマシンは運転なんかできない。ここまで酷い状態になったことは今までなかった。あらゆることが同時に起こったぞ」とフラストレーションを爆発させた。
さらにSQ後のF1公式インタビューにおいても、フェルスタッペンは、「コーナーでかなりタイムをロスしているから、他の小さな問題を引き起こし始めている」と分析。そして、こう続けている。
「今日はペース面で完全に大惨事と言える内容だった。グリップがまったくないし……。正直に言って、今はそれが一番大きな問題なんだ。グリップも、バランスもなくて、コーナーで大きくタイムを失っている」