体勢を崩されながら、スタンドまで放り込んだ村上(C)Getty Images
またまた特大の一発が飛び出した。
現地時間4月24日、本拠地で行われたナショナルズ戦で、ホワイトソックスの村上宗隆は「3番・一塁」で先発出場。1点を追う4回の第2打席にリーグトップタイとなる11号を放った。
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変化球にやや体勢を崩されながらも持ち前のパワーを発揮した。相手先発で、元巨人助っ人のマイルズ・マイコラスと対峙した村上は、カウント1-2と追い込まれてから外角低めに投じられたチェンジアップをスイング。片手一本で打ち上げた打球は、ぐんぐんと飛距離を伸ばし、右中間スタンドに入った。
苦手としていた変化球、それも難しい外角への一球を容易くスタンドへ運んだ村上。これでシーズン11号目とし、年間68発ペースという驚異的な量産体制を維持。「村神さま」と日本で称賛された2022年シーズンを彷彿とさせるハイパフォーマンスを維持している。
直近7試合だけの打撃成績にフォーカスすれば、打率.433、6本塁打、11打点、出塁率.514、長打率1.033と規格外の数字を並べている。開幕当初は「成功できないのではないか」と疑念も渦巻いていた村上だが、ここにきて課題だった確実性も高まり、声価は高まる一方だ。
もっとも、周囲の雑音を意に介さずに村上獲得に踏み切ったホワイトソックスの幹部は、今の活躍に「我々の見立ては正しかった」と胸を張る。米イリノイ州地元局『Chicago Sports Network』の試合中継に登場したクリス・ゲッツGMは、「正直なところ、正式に契約するまでは、彼がうちに来るというのは、あまり現実的ではないと思っていた」と電撃的に勝ち取った契約への本音を吐露。その上で、指標やスイングの課題は「問題ではなかった」と説いている。