「簡単ではない」MLB伝説投手が分析した投手・大谷が“打たれない理由” 衝撃を生む防御率ゼロ点台の支配力はなぜ続くのか

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マウンドで異彩を放ち続ける大谷(C)Getty Images

 容易に太刀打ちできないレベルになってきた。ドジャースの大谷翔平である。

 現地時間6月3日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に、ドジャースの大谷翔平は「1番・指名打者兼投手」として先発登板。投げては6回(89球)、被安打2、6奪三振、与四球1、無失点と好投。チームの7-0での完勝に貢献するとともに、自身今季6勝目を挙げた。

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「7対0の試合なのに、まるで20対0ぐらいでボコボコにされたような気分だ。今のオオタニはもう少年野球の中に、とんでもない怪物が混ざっているような状態。一体どこまで行ってしまうんだろう……」

 これは、ダイヤモンドバックスの地元局『Arizona Sports 98.7 FM』で解説を務める元メジャーリーガーのマーク・グレース氏が漏らした言葉だ。贔屓球団が完璧にねじ伏せられ、しかも4打数3安打と打ち込まれたパフォーマンスに息をのむしかなかった。

 とにかく「投手」としての活躍が洗練されてきている。当人は、試合後に米スポーツ専門局『Sport Net LA』で「前回よりは確実に良かった」と淡々と語ったが、投球の鋭さは登板毎に凄みが増している。

 今の「投手・大谷」が、果たしてどれだけ圧倒的なのかは、他でもない数字が如実に物語る。計10登板(61イニング)を消化した大谷は、防御率0.74、WHIP0.79、被打率.144、被OPS.435にまでダウン。いまだ規定投球回に1イニングだけ未到達であるため、公式記録として認められていないものの、軒並みリーグの“裏1位”となる水準にある。

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