「簡単ではない」MLB伝説投手が分析した投手・大谷が“打たれない理由” 衝撃を生む防御率ゼロ点台の支配力はなぜ続くのか

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 ではなぜ、今季の「投手・大谷」はここまでの支配力を発揮できているのか。無論、2023年の年末にメスを入れた右肘側副靭帯の状態が回復を遂げ、これまで以上に負担がかけられるようになったのも考慮すべきだが、目覚ましい技術的成長が何よりも大きな影響を生んでいるのは間違いない。

 通算213勝と154セーブの偉業を成し得た大投手であるジョン・スモルツ氏は、米スポーツ専門局『ESPN』の元記者であるリッチ・アイゼン氏のポッドキャスト番組『The Rich Eisen Show』に出演。大谷の状態について「こんなものは見たことがない。ありふれている表現かもしれないが、そうなんだ」と指摘。「今の時代はそれぞれ単独でこれだけの結果を残すのも簡単ではない」と分析し、「投手・大谷」の何が極まってきているのかを論じた。

「僕ら投手は、普通は相手のマウンドにいる投手のことをあまり気にしないんだ。でも、彼は違う。毎晩のように打っているから、マウンドにいる相手のことも考えないといけない。だから、改めて、身体のケア、正しい食生活、そして必要な休養を取れているんだと思う」

 このままの調子が続けば、サイ・ヤング賞はさることながら、3年連続でのMVP獲得も“夢物語”ではないように思えてくる。その期待感はスモルツ氏も「公平かどうかは別として、私はもうMVP、そしてサイ・ヤング賞も彼の物だと思っている。それぐらいかれがやっていることは誰にもできないことなんだ」と語る通りだ。

 一体どこまで進化を続けていくのか。少なくとも現時点で、その歩みに衰えは見られない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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