あるぞ巨人勢15年ぶり盗塁王 スピードスター浦田俊輔は「橋上野球」の申し子 吉川尚輝復帰で起用法どうなる
浦田は俊足を生かしてチームに欠かせないピースとなっている(C)産経新聞社
50メートル走5秒8の俊足を生かしたスピードスターとして、その存在感は日に日に強くなっています。
現在、巨人の1番打者を務める浦田俊輔内野手です。今季はここまで60試合に出場し、打率.267と十分な数字をマーク。特筆すべきはここまで18盗塁を決めており、トップのヤクルト・岩田幸宏(20盗塁)に続く2位の好成績。巨人の野手が盗塁王を獲得すれば、2011年の藤村大介以来、15年ぶりの快挙となります。十分、狙える数字です。
巨人取材歴の長いスポーツ紙の記者は言います。
「長崎・海星高校時代から俊足のショートとして名を馳せ、九産大ではリーグを代表する打者として5季連続のベストナイン、2季連続の最優秀選手賞に輝くなど、走攻守三拍子揃う内野手として注目されてきました。巨人が2位という上位指名だったのは『3位なら他球団に獲られる』という計算があったから。そういう意味では勝負のプロ2年目、ここまで順調に来ていると言っていいでしょう」
橋上監督代行が今シーズン途中から指揮を執ることになったのも、浦田の奮闘を後押しする要素になったというのが、前述の記者の見立てです。
「橋上監督代行は名将・野村克也さんの愛弟子ということもあり、機動力で試合を動かして得点する作戦を好んで用います。そういう意味でも、浦田が塁に出れば何かが起こせる。例えば四球や内野安打で出塁し、二盗を決めて1死二塁、出塁打で2死三塁、タイムリーで1点という『ヒット1本で1点』も可能になるわけです。さらに言えば、橋上監督代行は果敢なチャレンジなら、失敗を責めない。まずはやってみようぜ、といういい空気の中で、浦田も勝負ができるのは、精神的にもいいでしょう」












