好走も影響はなし? F1電撃参戦の角田裕毅は“限定起用”が濃厚 本当は「復帰したがっていた」ハジャーの現状とレッドブルの思惑は?
オランダGPでは、拮抗している中位争いで存在感を示した角田(C)Getty Images
レーシングブルズでのスポット参戦となったF1第12戦のオランダGPを完走した角田裕毅は、どこまで継続参加ができるのか――。
トレーニング中に左手首を負傷したアイザック・ハジャー(レッドブル)の代理として、レーシングブルズのリアム・ローソンが座ることになり、いわば雪崩式に休暇先のギリシャから呼び出された角田。約8か月ぶりのレースは「準備は十分じゃない」と簡単ではなかったが、レース終盤までポイント圏を争う好走を披露。最終的に11位に終わったものの、「週末を通じて懸命に頑張ってくれたことに、心から感謝したい」(レーシングブルズのアラン・パーメイン氏談)とチーム内での声価を高めた。
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29週目に盟友のピエール・ガスリー(アルピーヌ)を果敢なドライビングで抜き去る走りを見せるなど、随所で“らしさ”を発揮した角田。空白の期間を経ての代役抜擢に見事応えた26歳に対する業界内の評価も上々だ。英モータースポーツ専門メディア『DIVEBOMB』のアレクサ・バゲアス氏は「ツノダがF1に復帰した状況は、滑稽と言えるほど突然だった」と、そのスクランブルさを振り返った上で、「最新世代の車両にほぼ即座に適応しなければならなかったツノダだが、見事にやり遂げた」と称賛している。
もっとも、チーム内でも文字通りの“競争”が続くF1にあって、角田の置かれている状況はシビアだ。オランダGP後にパーメイン氏も「たった1レース限りの代役なのに、あれだけの走りを見せてくれたことは、まさに驚異的だ」と語ってもいた。
となると、気になるのはボクシングトレーニング中に左手首の骨にひびが入ったというハジャーの状態だ。













