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打てない中で大谷翔平も捨てた“エゴ” 球団OBが明かした常勝軍団の舞台裏「ショウヘイは『1番は打たせられない』と言われても文句を言わない」

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たとえ打てなくでも、チームの勝利を最優先に考えて振る舞い続ける大谷(C)Getty Images

「打者・大谷」がかつてないほどに苦しんでいる。

 目下開催中のポストシーズンにおいて、大谷翔平の不振が際立っている。チームが地区シリーズを突破する中で、全4試合に出場こそしているものの、打率.154(13打数2安打)、0本塁打、出塁率.267、長打率.154、OPS.421と数字は上向かない。

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 もっとも、今季は苦心が続く1年ではあった。6月に左膝の炎症が発覚すると、順調に投球回数を増やしていた投手としてのプレーを断念。そして、9月上旬には上腕二頭筋痛のために約3年ぶりに負傷者リスト(IL)入りし、18試合、86打席連続ノーアーチでレギュラーシーズンを終えた。

 悲鳴を上げる身体に生じた異変が大谷のメカニズムを蝕んだのは想像に難くない。ただ、それでもドジャースの快進撃は続いている。球団史上初のワールドシリーズ3連覇に向け、ブレーブスとの地区シリーズも3勝1敗で突破。盤石の先発投手陣を軸とした戦いで勝ち進み続けている。

 たとえチームの屋台骨である“主砲”が打てなくても勝ち続ける。この驚異的な強さの秘訣はどこにあるのか。元ドジャースOBで、米スポーツ専門局『Sports Net LA』の解説を務めるジェリー・ヘアストンJr.氏は、野球専門YouTubeチャンネル『ALL THE SMOKE BASEBALL』において、「今のチームには明確な基準がある。誰であろうと関係なく逸れは求められるモノだ」と断言。クラブハウス内におけるチームケミストリーの重要性を説いてみせた。

「ドジャースのクラブハウスでハ、ショウヘイ・オオタニだろうと、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツ、そのほかの誰でも関係ない。彼らは皆、自分のエゴは外に置いてくる。今、ショウヘイはいくつかの怪我と闘っている。その証拠に年間を通して1番を打っていた彼が5番や4番を打たされているんだ。あのショウヘイがだよ!? 僕からすれば、史上最高の選手がちゃんとチーム方針を受け入れている。彼すらもエゴを捨てているんだ」

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