「ボロボロなのは分かってるだろ?」ド軍ロバーツが問われた大谷翔平の窮状 指揮官が真顔で返した「ショウヘイが必要なんだ」に込めた“意味”
打てずに苦心が続く大谷。そんな悩める天才をチームが使い続ける理由とは(C)Getty Images
球団史上初のワールドシリーズ3連覇に向け、このポストシーズンもドジャースは着実に勝利を重ねている。3勝1敗で勝ち抜けたブレーブスとのナ・リーグ地区シリーズの戦いぶりを見てもチームの充実ぶりが伺える。
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日替わりにヒーローが生まれ、戦力層の分厚さを物語る戦いぶりを見せるドジャースにあって、一抹の不安材料となっているのが、大谷翔平の状態だ。
ここまで出場4試合での打撃成績は、打率.154(13打数2安打)、0本塁打、出塁率.267、長打率.154、OPS.421と軒並み低調なまま。左膝と右上腕二頭筋の炎症、さらには首の違和感と、レギュラーシーズンで負った負傷の影響もあって本調子とは程遠い状態が続いている。
首脳陣もヒットは2本のみ終わっている主砲をなんとかしようと、打順をレギュラーシーズン中の定位置だった「1番」から2番、5番、4番と変更。打線全体にもテコ入れを施しているが、いまだ復調の兆しは見られない。
現地時間7月3日のパドレス戦以来、怪我の懸念から投球を断念している今の大谷は投げられる状態でもない。ゆえに起用法は「指名打者」のみ。通常の選手であれば、スタメンから外す措置を取っても不思議ではない。
それでも大谷は「ショウヘイの力が必要になる」と強調するデーブ・ロバーツ監督の強い意向で、先発として使われ続けている。
なぜドジャースは大谷に固執するのか。米メディアでもそんな疑問は渦巻いた。そうした中で他でもない指揮官が自らの考えを語る場面があった。
現地時間10月7日、ブレーブスとのナ・リーグ地区シリーズ第4戦後、シャンパンファイトを終えたロバーツ監督は、米スポーツ専門局『FOX Sports』のゲスト解説を務めた元レッドソックスのデビッド・オルティス氏から次のように投げかけられた。
「君はオオタニがいつかやってくれると期待している。確かに彼は本当に偉大で、別次元にいる男だ。だけど、今の彼があちこち痛めてボロボロなのは分かっているだろ。しかも、あれほどの選手が普段通りの結果が出せていない時には精神的にきついのも分かっているはずだ。そういう明らかに万全じゃない彼をどう使っていくつもりだ?」













