“契約金170億円超え”は不可避の情勢 「屈指の右打者」と評価急騰の鈴木誠也の人生初のFA交渉はどうなる? 米球界の声は――
攻守で指標を上げた鈴木。その声価は米球界内で高まっている(C)Getty Images
今冬にキャリア初のFAとなる鈴木誠也。メジャーリーグで5年のキャリアを積み重ね、男の価値は、今まさに天井知らずで高まっている。
このオフにカブスとの5年総額8500万ドル(約100億3000万円=当時のレート)の契約が満了となる鈴木。いわゆる“FAイヤー”となった今季は、3月のWBCで右膝後十字じん帯軽度損傷による負傷者リスト入りで出遅れたが、最終的に143試合に出場。打率.270、4年連続20発超えとなる26本塁打、86打点、出塁率.368、長打率.473、OPS0.841をマークし、「強打の右打者」という評価を確固たるものとした。
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一方で守備面でも能力は向上。平均的な野手と比べて、何個のアウトを多く奪ったかを表す指標『OA』は、メジャー1年目の「-3」から今季は「8」と大幅に改善。そのレベルアップは確かに評価され、ゴールドグラブ賞の右翼手部門で最終候補にも残った。
来年8月に33歳となる年齢は多少のネックにはなるものの、攻守両面でゲームチェンジャーとなれる力は発揮してきた。ゆえに鈴木に対する米球界内の評価は急騰しており、今オフのFA市場においても目玉の一人となっている。
すでに残留を求めるカブスのほか、ブルージェイズ、ドジャース、ヤンキースなどによる競合が囁かれている鈴木。争奪戦が不可避と見られる情勢となり、彼の市場価値も高騰の一途を辿っている。プロスポーツ選手の市場価値や契約状況などのデータをまとめる米専門サイト『spotrac』は、現在の市場価値に基づいた契約を「4年1億996万ドル(約173億7225万円)」と算出。単純に平均年収に換算すれば、2750万ドル(約43億4464万円)となる。これは今季にカブスで受け取っていた1800万ドル(約28億4377万円)を大幅に上回る額だ。
鈴木の現状についてまとめた米版『Yahoo! Sports』は「日本人で屈指の強打者となったスズキはフリーエージェントとなり、巨額契約の獲得を目指している。そして、彼は間違いなくそれを手に入れるだろう」と分析。そして、今後の争奪戦の行方を次のように予測している。












