若手路線に舵を切った巨人の2大サプライズ 米挑戦決意の超高校級の右腕と14歳の現役中学生の“W指名”に広まった衝撃「凄い時代になった」
来季の指揮官も正式発表に至っていない中で、巨人は若手強化の方針が色濃く表れるドラフトに踏み切った(C)産経新聞社
織田の電撃入団の可能性は?
巨人からまさかの指名が話題沸騰となった。
10月22日に都内で行われた「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」で、巨人はドラフト1巡目で横浜高校・織田翔希投手を強行指名。さらに育成5位で、多摩川ボーイズでプレーする主将の関蓮太郎捕手(川崎市立向丘中3年)をサプライズ指名した。
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まず、何よりも野球関係者やファンの度肝を抜いたのは織田の指名だ。
織田は今月15日にメジャーリーグ球団との契約を見据えた米球界への挑戦を表明。プロ志望届こそ提出していたものの、面談を終えたNPB全球団に対して「プロ入りはしない」という意向を示していた。そんな中での強行指名に、会場内ではどよめきが起こった。
その実力に疑いの余地はない。高校1年生時から名門・横浜高校のエースナンバーを背負った逸材は、最終学年となった今夏の甲子園でも、野球界に大きな衝撃を与えた。2回戦の日南学園戦では、ストレートが大会史上最速となる156キロを記録するなど、圧巻のピッチングでチームのベスト4進出に貢献。今秋に公表したメジャーリーグへの強い想いも含め、スケールの大きさを感じさせていた。
そんな日本球界屈指のトッププロスペクトとの交渉権を手にした巨人の方針には、野球ファンも驚きを隠せない。ドラフトの模様をライブ中継していた『DAZN』の公式Xが「会場がどよめいた」と題して映像を配信すると、目の当たりにした視聴者からは「びびったあ…」「ジャイアンツ、チャレンジャーだなあ」「なんだかんだ巨人らしい」「勝負に出たね」「ドラフトはこれでないと」「決意を覆せる自信があるんやな」といった驚きの声が相次いだ。
いずれにしても、巨人は織田の意向を承知の上で指名に踏み切った形だ。過去には、アメリカへの挑戦を表明していた大谷翔平を北海道日本ハムファイターズが強行指名。当時の栗山英樹監督を含めた球団関係者による説得を経て入団に至った過去もある。ゆえに今回も織田の決断が変わる可能性は、決してゼロではないだろう。












