監督代行の代行!緊急事態にも大谷翔平はヒットと申告敬遠で貢献。米記者「エンゼルスが昨年6月以来の1点差ゲーム2連勝」
大谷はこの日、3打数1安打。チームは4-3で接戦をものにした。(C)Getty Images
現地時間6月27日(日本時間28日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、ホームのエンゼル・スタジアムで行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・DH」で出場。第1打席は空振り三振、第2打席はライト前ヒット、第3打席は空振り三振、第4打席は四球と、3打数1安打1盗塁に終わった。チームは4-3で勝利をおさめている。
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前日のシアトル・マリナーズ戦で起きた乱闘を受け、両軍合わせて12名が出場停止処分を食らい、監督代行のフィル・ネビンも出場停止処分を余儀なくされた。これにより、エンゼルスは、まさかの『監督代行の代行』という緊急事態で試合に臨むことになった。
前日の乱闘に参加し、相手選手をなだめる姿を見せた大谷にケガはなく先発出場。この日も、打者としてチームに貢献した。
大谷の第1打席は、1死2塁の場面で回ってきた。緩い変化球にタイミングを崩され、バットの先に当たった打球が、自分の足に当たり痛がる場面もあったが、大事には至らず。最後は高めの変化球にタイミングを崩され空振り三振。
3回の第2打席は、3球目の変化球に完璧にタイミングを合わせ、大谷シフトで守るセカンドの横を98.7マイル(約158.8キロ)の鋭い打球で切り裂くライト前ヒットを放った。しかし、後続が続かず、大谷のチャンスメイクからは得点にならなかった。
5回の第3打席はスライダーで空振り三振に倒れたが、7回の第4打席は2死二塁のチャンスで打席を迎える。しかし大谷は相手の戦略により、申告敬遠で勝負を避けられ、本日2安打目とはならなかった。