大谷翔平の眼前で圧巻2発! 直近7試合で打率5割&3発の怪物ジャッジが見せつけた凄み「オオタニに反抗した」

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2ホーマーを放ち、笑顔を見せるジャッジ。(C)Getty Images

 チームが大敗を喫するなかで、ヤンキースの大砲はしっかりと爪痕を残した。

 現地時間6月8日に本拠地で行われたドジャース戦で、ヤンキースのアーロン・ジャッジは、3回に左中間へ22号ソロ、9回に右翼席へ23号ソロを叩き込む1試合2発を記録。チームは3-11で敗れたが、首位を走るア・リーグの本塁打王争いでも2位に3本差をつけた。

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 衝撃的なパワーを容赦なく見せつけた。1点ビハインドの3回に相手先発のギャビン・ストーンから左中間に打球速度108.1マイル(約174キロ)の弾丸ライナーで運んだジャッジ。9回の第5打席には、相手3番手ライアン・ヤーブローから逆方向に一発。大差をつけられて試合を諦めていたヤンキース・ファンに数少ない喜びを提供した。

 対決が注目された大谷翔平の眼前で存在感を発揮したジャッジは、今まさに絶好調だ。直近7試合で打率.500、3本塁打、12打点、出塁率.656、OPS1.091を記録。相手からすれば、手のつけようがない状態と言っていい。

 出色パフォーマンスを披露した怪物を地元メディアも称賛する。ニューヨークを拠点とするニュースサイト『NY Daily News』は、この日の第2打席に貴重な適時打を記録した大谷の結果をふまえ、「オオタニはようやく結果を出したが、ジャッジがすぐに反攻した。この二人の攻防は魅力的なものとなった」と振り返っている。

 スター対決が注目を集めた中で異彩を放ったジャッジ。ここぞで仕事をやってのける千両役者ぶりは見事と言うほかにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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