阪神OBが考える岡田采配の巧みさ「メディアを上手く使っている」

タグ: , , , 2023/5/25

岡田監督の巧みな人心掌握術もチームを好調に導いている要因のひとつだろう(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神の勢いが止まらない。5月は14勝4敗と貯金を10も稼いでおり、9、10日のヤクルト戦で喫した2連敗を最後に連敗もしていない。この強さは選手の活躍はもちろん、岡田彰布監督の存在も大きい。

 指揮官の手腕は戦略面だけでなく、選手のモチベーション管理にも発揮されており、野球解説者も高く評価している。現役時代に阪神の主軸として活躍した鳥谷敬氏がYouTubeチャンネル『ytv阪神応援チャンネル「トラトラタイガース」』の動画内で、岡田監督の選手起用について語っていた。

【関連記事】首位阪神の投手陣を引っ張る大竹耕太郎と村上頌樹 球界OBは「レジェンド投手」に重ねて両投手を絶賛





 鳥谷氏は森下翔太ミエセスなど二軍で調子が良かった選手をすぐに一軍に上げ、積極的に起用することに「『二軍で結果を出せば一軍で出れる』というのを証明するため、ずっと同じ選手じゃないようにして、二軍のモチベーションも上げている」とその狙いを分析。長いシーズンを戦い抜くため、そして各選手がどうすれば成長するのかを考えながら広い視野を持って戦っているという。

 開幕スタメンを勝ち取ったものの、木浪聖也の調子が良いためにベンチを温める機会が多くなった小幡竜平の使い方にも触れている。「小幡選手の生きる道というのは代走で出て決勝点となって、そういうモチベーションを保たせながらやっていく」とコメント。役割を明確に与え、スタメンで出場できないフラストレーションを緩和させているようだ。小幡のモチベーションを保つことで、木浪が調子を落とした時にはすぐにフォローできる。先々を見据えた準備も意識しながら上手く起用しているのだろう。

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム