どうしたドジャース、今季初の3連敗、直近5試合1勝4敗の急ブレーキ 背景にある「投壊」「守乱」「貧打」の三重苦とは

ドジャースは今季初の3連敗を喫した(C)Getty Images
ドジャースは現地8日(日本時間9日)に行われたナショナルズ戦に2-8と敗れ、今季初の3連敗。今季ワーストタイとなる8失点と大敗を喫した。
気温5度前後となった極寒の相手敵地、首都・ワシントンDCでまさにワンサイドゲームとなってしまった。
先発ローテの谷間として今季初先発となった左腕のジャスティン・ロブレスキーは初回に好調なジェームズ・ウッドに先制2ランを浴びると2回には押し出しで失点と崩れ、4回までに8点を失った。
序盤に大勢が決したことで5回以降はムーキー・ベッツなど主力をベンチに下げ、温存させる方法も取った。
「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は4打席凡退で迎えた9回先頭の第5打席で右前打をマークし、自己最長タイとなる開幕13試合連続出塁としたが、ほかがふるわなかった。
開幕から8連勝スタートと好調な開幕ダッシュを飾ったチームも直近5試合は1勝4敗と負け越しが増え始めた。
要因の一つにFA左腕のブレーク・スネルがIL入りなど投手陣がばたついていることもある。
球界を代表するサイ・ヤング賞左腕のスネルは6日(日本時間7日)に左肩の炎症のため、15日間の負傷者リスト(IL)入りとなった。肩の違和感に関しては3週間ほど前から感じていたとのことで、最短で復帰となるかも焦点となる。
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