手痛い逆転負けを喫した阪神 球界OBは投手陣に奮起促す「カウントを取るボールが必要」

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才木のピッチング内容に注文を付けた佐藤氏は、岩貞(写真)の四球にも苦言を呈している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 セ・リーグ首位の阪神は7月15日、甲子園で中日と対戦、終盤までリードして試合を進めるも9回に追いつかれ、延長戦で逆転を許し4-6で敗れた。

 オールスター前、最後のカードとなる中日3連戦初戦、阪神は今季5勝を挙げている才木浩人が先発。7回101球を投げ2失点にとどめるも、リリーフ陣が踏ん張り切れず、手痛い逆転負けを喫している。

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 9回、2点リードの場面で、これまで中継ぎ登板がほとんどだった岩貞祐太がマウンドに上がるも先頭打者を四球で出塁させるなどピンチを招き、2点を奪われ同点に追いつかれている。延長10回では後を継いだ島本浩也、馬場皐輔がさらに追加点を喫し万事休す。安定したパフォーマンスを続けてきた阪神救援陣だったが、この日は勝負所で乱れが出た結果となった。

 リリーフ投手がリードを守れず逃げ切れなかった試合内容だったが、この日先発のマウンドをつとめた才木の出来ももう一つだった。2失点ながらも8本の安打を浴びており、4度にわたって先頭打者を出塁させるという、苦しいピッチングが続いた。

 安定感を欠いていた背番号35のこの日の投球については、球界OBからも叱咤の声も挙がっている。現役時、阪急、オリックスで通算165勝をマーク、引退後は投手コーチとしても名を馳せている佐藤義則氏がYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』を7月16日に更新。その中で、才木のピッチングに対し自身の見解を述べている。

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