【巨人】連敗ストップも心配される「埋まらない穴」とは

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昨年は59試合に登板、チームには欠かせない存在となっている高梨。(C)CoCoKARAnext

 巨人は11日の阪神戦(東京ドーム)に7-1と勝利。先発の戸郷翔征が7回3安打5奪三振の活躍で2勝目、打線も奮起し、連敗も5でストップ、今季初の伝統の一戦を制した。

 先発の戸郷は力みのないフォームからキレ味鋭い球をテンポ良く投げ、阪神打線につけ入るスキを与えない。7回87球を投げ、3安打無失点、開幕から無傷の2連勝を飾った。

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 一方打線で目立ったのはリードオフマンのオコエ瑠偉だった。「1番・中堅」で先発出場すると初回先頭の打席で天敵、西勇輝のシュートを捉えると左前へ。3回にも右翼フェンス直撃の二塁打を放つなど大暴れ。この日は3安打2打点の猛打賞でチームに勢いを与え連敗ストップの原動力となった。この日は、中田翔、大城卓三にも一発が飛び出すなど、連敗中は得点力の低さに悩まされたことが嘘のように点を重ねた。

 快勝劇の一方でチームに影を落としたのは、8回の攻防にあった。3点リードの8回から2番手で登板した高梨雄平は木浪聖也、中野拓夢の安打などで1点を失い、降板。マウンド上で交代を告げる原監督が叱咤の意味を込めて、お尻を叩くシーンも見られた。

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