巨人 ヤクルトに逆転負け シーズン終盤でも改善されない「ウイークポイント」とは

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川相総合コーチは、犠打の世界記録を持つことで知られる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は9月6日のヤクルト戦(神宮)に2-4の逆転負け、連勝は2でストップとなった。

 先発のフォスター・グリフィンが発熱のため、急遽登板回避とスクランブルとなる中、代わって先発マウンドに上がったタイラー・ビーディが3回無失点、2番手の松井颯も2回無失点と試合を作った。

【動画】6回から3番手で登板したバルドナードは、村上に同点の26号ソロを浴びた





 途中45分間の降雨中断時間もあるなど、チーム力を問われる試合展開の中で勝敗を分けたのは6回のシーンにもあった。

 1点をリードした6回無死一塁、代打の岸田行倫、続く中山礼都も2者連続でバントを決められず、これにはベンチの原辰徳監督も厳しい表情を崩さなかった。二死二塁で出た若林晃弘も中飛に倒れ、この回は追加点を奪えず。

 取れるときに点は取っておかないと勝負の流れは移ってしまう。直後の6回裏から3番手で登板したアルベルト・バルドナードは相手主砲、村上宗隆に同点ソロを浴びると、スイッチされた4番手の田中千晴もヤクルト打線の勢いを止められず、この回4失点。一気に試合をひっくり返された。

 チームに響いたのは昨年からのチーム課題が解消されていないことにもある。

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