「そのうち、長打も出る」坂本勇人復活の裏側 レジェンド球界OBが指摘した「ポイント」とは

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復調気配が見られる坂本(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 開幕から不振にあえいでいた巨人坂本勇人内野手に当たりが出始めた。

 5月に入り4戦連続マルチ安打を放つなど5月の打率は・409、1本塁打、6打点。最近は3番を任されるなど、指揮官も信頼を寄せており、打席でも余裕を持って取り組む姿が見られるようになってきた。

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 この坂本の状態について球界内からも様々な考察の声が上がっている。遊撃、三塁のポジションでゴールデン・グラブ10度受賞を誇るヤクルトのレジェンドOBの宮本慎也氏は10日に更新された野球系ユーチューブ「野球いっかん!」の中で坂本の打撃について言及している。

 宮本氏と坂本といえば球団の垣根を越えた絆があることでも知られる。過去には坂本が志願して宮本氏の自主トレに帯同。守備の基本を学んだことが、現在の坂本の遊撃手としてのキャリアにつながったとも言われている。

 そんな坂本のこれまでの不振に関して宮本氏は「より強い打球を打とうと思っていたのか、けっこう引っ張りにかかっていた。そうすると(打つ)ポイントも前になるし、変化球も振りやすくなる」と分析。一時は打率1割台と不振にあえいでいた根底には、より強い打球を打とうと意識しすぎたことによる弊害があったとした。

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