「最終的にナカタニが勝つ」中谷潤人に壮絶KOされた元ライバルがサンティアゴ戦の勝利を確信「プレッシャーにどう対処するか」
壮絶なKO負けを喫したモロニーは、中谷の勝利を確信しているようだ(C)Getty Images
2月24日、東京・両国国技館でボクシングトリプル世界戦が開催され、その中の1つであるWBCバンタム級タイトルマッチで中谷潤人（M・T）が、王者のアレハンドロ・サンティアゴ（メキシコ）に挑戦する。
「ネクスト・モンスター」の異名も持つ中谷は、昨年5月にWBO世界スーパーフライ級王座戴冠となった、アンドリュー・モロニー（豪州）戦でのフィニッシュが米国内主要メディアによる年間最優秀KO賞にも選ばれるなど、スキル、知名度も世界に広く知れ渡っている。
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ここまでプロキャリア無敗を続けており、フライ級、スーパーフライ級に次いで3階級目の世界タイトルへの挑戦。階級転向後の初戦ながらも、ファン、関係者からの期待値は高く、この一戦でのタイトル獲得を予想する声が根強い。かつて拳を交えベルトを争ったライバルによる、中谷優位とする主張も海外メディアを通じて伝えられている。
米ボクシングサイト『BOXINGSCENE』は現地時間2月22日、昨年5月の王座決定戦で壮絶なKO負けを喫したモロニーが、サンティアゴと中谷の一戦について語ったコメントを紹介している。
目前となったタイトル戦についてモロニーは、「ナカタニが体重を増やしたことで、この試合がどうなるか、とても興味がある」と述べており、さらに階級転向となる中谷の体格にも言及。「彼の身長とリーチは、フライ級やスーパーフライのときほどは通用しないかもしれない」と見通しながら、「（中谷には）身長とリーチのアドバンテージはあるが、サンティアゴはかなり強く、プレッシャーをかけてくる」と予想。
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